2002-01-04 167.僕の左手 Poem ぽつんとホクロがある 僕の左手 皮膚が薄くて浮き出る血管は 君が触れるのを待つ いつか褒められた 僕の左手 大好きな君への想いを 君の胸へと送る 丸く伸びた爪の形も 長くない指も 君は 好きだと言ってくれる そして労るように 優しく優しく 撫でてくれる 君と繋いだ 僕の左手 いつでも気持ちを伝える 握って 触れて 撫でて