2002-01-03 156.左手 Poem Sonnet 僕は左手で自分のかじを取る 真っすぐ進むには また 途中で曲がるには この小さな力が必要なのだ 僕は左手で操作する 自分の意思を伝えるために 大きな流れを掴むために その絶妙な感覚が必要なのだ でも たまに僕は平衡を失う 自分を操れなくなる そうしたら 君と手を繋ぐのだ いつもとは反対に 僕は左手で君とつながる そうして 委ねるのだ