154.虚像と実像

誰かに言われるまで気づかなかった
自分の表情
いつだって
見れるのは虚像
わかるはずもないよ


君の眼に映っている僕の映像
覗いてみたいよ
君だけが見ている実像
どんな僕がいるのか


鏡に映る自分の笑顔
どれだけ本物なのか
いや!どれも偽物だろう
そこには
僕を見せる相手がいないから