114.Guilt

歯車が狂いだした
きっかけは些細なこと
でも
それが僕にとっては


とりわけ重い足枷となって
僕から自由を奪ってゆく
僕を締め付けてゆく


冷たい憎悪の中にある
小さな罪悪感が
僕を切り裂いてゆく
呪いがかかった悪魔のように


こんなはずじゃなかった
どうしても振り切れない
なら
きっと僕にとっての


とりわけ重い足枷となって
心をここに縛り付ける
もっと追い詰めてゆく


冷たい憎悪の中にある
小さな罪悪感が
僕を飲み込んでゆく
崩れ落ちてゆく柱のように


歯車が狂いだした
きっかけは些細なこと
でも
愛を失った