ヴィクトリアマイル

府中のマイルはフジキセキを買え。
っていうのは過去の傾向に基づく高配当なわけですが。
去年のヴィクトリアマイルはサンデー産駒による瞬発力決着となりました。
府中のマイルっていうのはサンデー産駒にとって、最も鬼門となるコースのひとつ。
現に安田記念で連に絡んだサンデー産駒っていうのは、2着のアドマイヤマックス、ジェニュインの2頭。
3着まで広げてもミレニアムバイオメイショウオウドウの2頭しかいません。
ところが去年のヴィクトリアマイルはサンデー産駒のワンツースリー。
臭いですね。非常に。
府中のマイルはスローペースになりにくく、スタミナ勝負になりがちです。
しかし、最後の坂でへたれる馬っていうのがあまり多くない平坦コースの傾向になることが多々あります。
つまり割りと先行して押し切れちゃう。もしくはハイペースで後ろからズドン。
こういうレースになると切れ味身上のサンデー産駒は脚の使いどころが難しく伸びきれずに終わるパターンになってしまいます。
しかし、牝馬同士で出来るだけ溜めたいという思考が働くと、ペースが上がらず、スローの上がり勝負になるわけです。
そしてこういうレースを得意とするのがサンデー産駒っていうのは周知の事実。
今回も前に行くのがアサヒライジングデアリングハートくらいしかいませんから、スローは間違いないでしょう。
上がり33秒台を出せない馬はちょっと厳しい。ズブい馬はちょっと厳しい。
じゃあ、上がり32秒台を出せちゃうスイープトウショウだね!
というのは安直過ぎてですね。スイープ、府中では何故か速い上がりで届かないんですね。
苦手コースなのでしょうか?
ディアデラノビアも後ろから行きすぎで届かないパターンが多いですから、さてどうしたものか。
フサイチパンドラアドマイヤキッスはどうも母系が濃く出ているサンデーっぽいので今回はパス。
さてこまった。なにからいこう。
というわけで、今までの話まったく関係ありませんが、府中適正を重視して。
コイウタ
スイープトウショウ
ディアデラノビア
コスモマーベラス
ビーナスライン
デアリングハート


こんな感じですかね。
ようするにフジキセキ産駒でってことですよ。
カワカミプリンセスはここではいらない。むしろ安田記念で本命。
コイウタも切れがあるタイプじゃありませんが、前々で勝負して押し切るならいい感じだと思います。
馬券的にはスイープ→ディアデラとか、デアリングハート頭もおさえるのがいいですかね。