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今朝、地震で目が覚めた。
すると、おばあちゃんが死んだという知らせが届いた。
今朝、お店に下りてこなかったので母親が部屋を見に行ったらお風呂場で死んでいたらしい。
先月末、家はみんな夜が遅くなって誰も居なくなるから、自宅でご飯を食べて風呂に入るようにと言って、それを実行し始めてから２週間弱くらいだろうか。
現場を見たわけじゃないからわからないが、やっぱりお風呂場で死んでいたというのは事実らしい。
「あんたも責任感じなさいよ」とか母親に言われたけど、そんなの無理に決まってる。
むしろ責任を感じなきゃいけないのは、僕に世話を押し付けっぱなしだった伯父達だろ。
うん、僕は何度も言ったはず。何とかしないと僕のほうが先にどうにかしちゃうよって。
単にこれは死ぬ場所が誰も居ない家のお風呂から、誰も居ないお祖母ちゃんの家のお風呂に変わっただけで、いつかこうなることはわかってたはずなのにね。
んー、やっぱりひとりは寂しかったのかな？
今年に入ってから話しかけられても全く話さなかったし。むしろいないものと扱ってたし。
最近は身体も弱ってたみたいだし。
うーん。正直なところ、別に悲しくなんてないんだよなぁ。
おじいちゃんっ子だったし。
おばあちゃん、好きじゃなかったし。世話にも疲れてたし。
みんなも、やっと楽になったって思ってるはずなのになぁ…。
僕が責任を感じる必要性も、罪悪感を感じる必要性も、理解できないなぁ。