148.からっぽ

傷ついたり 傷つけられたり
ぶつかるしかなかった
まっすぐになろうとするばかり
引き際も読めないままに
いろんなもの 詰め込みすぎてた
全て受け止めたくて
からっぽなままの自分には
戻らないと強がっていた


強い自分になりたいようで
嫌気も差していた
誰か 止めてほしい
そう願っていた


からっぽのままの自分なら
こんなしがらみとか
気にしないで
前だけ見ていた
大事にしすぎて見えなかった
本当の気持ちは
ここにあった
離れてなかった