皐月賞の傾向

ここ数年の皐月賞は上がりが1位の馬が届いてないレースが多いようです。
後ろから行って届いたのはディープと、2頭で競り合いになって同じ上がりだったネオ、プレジデントだけ。
ギムレット、バルク、メガワンダーは最速の上がりで届きませんでした。
また、35秒を切る上がりで勝ったのはディープと超スローだったダイワメジャー、ネオだけ。
最速の上がりで勝ち切る馬はまくり気味に進出して、長い脚を使った馬がほとんど。
切れ味だけで勝つ馬よりは、トップスピードの持続力が長い馬のほうが有利って感じです。
今年のメンバーを見ると、弥生賞組は前後半の3Fを見るとハイペースに見えそうですが、中盤スローに落ちた上がりの競馬でした。
スプリングS組は最初の1F以外は11秒台後半から12秒台前半が続く息の入らない流れ。
全体の時計は掛かっていますが、もしかしたら後者のほうが皐月賞には合った競馬をしているかもしれません。
今回はサンツェッペリンが逃げるでしょうから、極端なスローにはならないでしょうし、モチも持ち味を生かすには先行する競馬が理想的。
その流れをアドマイヤオーラが先行したら伸び切れない可能性があるんじゃないでしょうか。
きついペースを経験していないフサイチホウオーもそうですが、人気2頭には意外と付け入る隙がありそう。
差す競馬が板についてしまったニュービギニングあたりが、本当なら一番向きそうな感じなんですけどね。
ということで、今回は人気2頭の評価を落とすことにします。


フライングアップル
○ヴィクトリー
アサクサキングス
フサイチホウオー、モチ、アドマイヤオーラフェラーリピサ
マイネルシーガル


幅広く行きたいところですが、今週はお金がありませんので買えない気がします。
ちょっと人気しすぎな感じがするヴィクトリーとアサクサキングスよりは、マイネルシーガルのほうが味のある競馬をしていると思います。
とりあえずはフライングアップルマイネルシーガルを軸に三連複か、ワイドあたりで勝負ですね。