スポーツ新聞って・・・

つるきちさんのところとか、KISEKIさんのところとかでとりあげられていたスポーツ紙の話。
記事を直接見たわけじゃないので、どれだけのことを書いていたのかはいまいちわからないが穴党の人間がよくある本命馬をけなした記事を書いたらしい。
穴党だからディープインパクトを本命にしないのは勝手だが、書き方は考えるべきだろう。
僕は常日頃サンスポを愛読しているわけだが、サンスポには佐藤洋一郎と水戸正晴という二人の穴党記者がいる。その二人の予想は洋一郎さんが「穴馬絞りの出る幕はない」と週中に一度予想を断念したが、牽制しあった前残りの一発をかけての◎ブレーヴハートダイワキングコン
水戸さんはディープ最有力に異存はないと期待をした上で、負けないくらい好評かを与えたいと◎エイシンサリヴァンだった。しかも見事なことに◎エイシンサリヴァンディープインパクト以外に印はついていなかった。
僕はこの二人の記事が好きで特に洋一郎さんの記事は週中のコラムも欠かさず読む。
今回も穴予想にはなっているが、ディープの力を認めた上でそこになんとか隙が見つけられないかといった予想スタンスだった。
結果、ダイワキングコンは逃げて4着に粘るも、ブレーヴハートは逃げずに5着、エイシンサリヴァンは6着だったが、この二人の予想スタンスは間違ってはいないと思う。
僕がこの二人を好きな理由はいろいろあるが、二人とも抗えない本命馬がいる時は必ずしも穴予想をするわけではないところはその理由のひとつだ。
特に洋一郎さんは独自の理論で予想を組み立て、それで穴馬を探し出すもののどう考えてもお手上げな時は素直に白旗を揚げる(最終的には悪あがきで穴予想をすることも多いが)
印象に残っているのはマンハッタンカフェが敗れた日経賞マンハッタンカフェで仕方がないと本命予想をしたことや、皐月賞を逃げ切った馬はダービーではもっと楽に逃げられると本命に推したサニーブライアンなど。
こういう確固たる予想スタイルがあるからこそ、穴予想は面白いんじゃないだろうか。
もちろん時計の比較なんかで優劣をつけることが悪いとは言えないが、穴党としての信念の持ち方については考えて記事にして欲しいものだ。
穴予想するなら、潔く穴馬が探せないと言い切るくらいの度胸が欲しい。