少年M的イラク戦争考察

今日のメインです。
人質3人が解放されましたが、新たに2人行方不明。
ホッとしたのもつかの間、まだ気を抜けない状況に立たされています。
このことについてはいろいろ言いたいことがあるんですよ、だから言わせていただきます。
日本共産党が街頭でやってる「自衛隊撤退」の署名ははっきり言ってウザい。
あんなのを真っ直ぐ立って何言ってるかじっと聞いているわけじゃないけど、どんな根拠でやっているのかを教えて欲しい。
なんかとても無責任に見えるんだ。
自衛隊は何のためにイラクへ派遣されたのか。
その答えはひとつしかないはず。
「人道的支援によるイラクの早期復興の助力」
ひいてはイラク国民を幸せにするために派遣されているのであって、決してアメリカに媚売るためではないはずだ。
抵抗勢力にはそりゃ抵抗する権利もあるとは思うのだが、日本側は決して武力解決を望んでなどいない。
全て話し合いで解決すべき問題なのだ、ここから先は。
それをどこかの馬鹿な国が報復だの武力行使だのをするから無駄に長くなっているだけのこと。
自衛隊イラクから撤退する理由はどこにもない。
日本からの支援がなければイラクはいつまで経っても復興など出来ない。
そもそもイラク戦争の始まりとは何だったのかを思い出して欲しい。
フセインに責任があるのは確かだが、結局のところはどこかの馬鹿大統領の勘違いなんじゃないか?
どこかの犬首相の勘違いなんじゃないか?
核兵器など見つかっただろうか。化学兵器など見つかっただろうか。イラクのどこに大量破壊兵器があったというのだ。
たしかに査察を拒んだフセイン側にも責任はあるのだが、世界の足並みを乱したのは明らかにどちらであるかは明白だ。
日本はそれの尻拭いをさせられているに過ぎない。
でも、それはアメリカのためではなく、同じアジアであるイラクのためである。
そこを間違えてはいけない。実際、自衛隊が本当にどう考えているかなんていうのはわからないが、イラクを救うためには自衛隊が必要だ。
それによって派遣された自衛隊員が何かに巻き込まれて死ぬのであれば、それは名誉の殉職と言っていいだろう。
もちろん死なないのが望ましいのはあたりまえだが、未だに紛争の続く戦場に赴いた以上はその危険性とは切っても切れない何かで結ばれている。
民間人が人質にされたことについてはいろいろと問題があると思うが、現地では何人もの民間人が人質にされていると言う。
人質として捕らわれている以上、滅多なことでは傷つけられないとは思うのだが、彼らは一つだけ勘違いしてはおるまいか。
戦場に赴くということは死と背中合わせである。死なないで保護された今回は非常に幸運だった。
死んでもおかしくない場所にいるにはそれなりの覚悟が必要だ。
その覚悟があって現地に行ったのだから、死んでも文句は言えないということを確認すべきである。
死にたくないのなら、初めから行かなければいい。


結局、この話にはまとまりが見えてこない。
どうやったら終局を迎えるのか、先がまったく見えてこない。
テロ組織によるテロは相変わらず続いている。
9.11以来、世界は変わった。
引き金を引いたのは誰であれ、世界を変えたのは他でもないアメリカであることを忘れてはならない。
イラク戦争の責任は誰が取るのか。
そろそろ状況を考えて、何か変えていかなければならない状況に入っているのではないだろうか。
果たして某大統領にそれが出来るかどうかが今後の焦点ではなかろうか。
そろそろ石油にこだわるのはやめておけとだけ言いたい。