70.君を忘れない

僕らはきっと
とても素敵な君がいたことを 忘れない


クラスのアイドルだった君
凛として とてもクールだった君
笑うと とてもかわいかった君
子供のように 戸惑っていた君


僕はきっと
このクラスに君がいたことを 忘れない


1年の時
「先生に似てるよね」
あの時は照れくさくて 思わず否定しちゃったけど
とても印象的な言葉


文化祭の時
「袋、これでいいのかな?」
一緒に並んで作業していたこと
小さな想い出だけど


授業で先生に当てられてた君
踊っていた君
アルバム写真を撮っていた君
ピアノ弾いていた君
とても うれしそうだった君


僕らはきっと
君と過ごした日々を 忘れない


P.S.
みんな、無事に卒業することが出来ました。
この詩を 遠い空の上の君に捧ぐ